膠原病

膠原病とは、骨、軟骨、腱、靭帯、真皮 などを構成するコラーゲンに炎症、障害を引き起こし、様々な臓器症状をきたす疾患群の総称になります。

これは、リウマチ性疾患、自己免疫疾患、結合組織疾患といった3つの側面を持つ疾患概念と捉えられています。

古典的には、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、結節性多発動脈炎、リウマチ熱を膠原病と呼んでいましたが、現在ではその対象範囲は広くなっています。

関節リウマチ

関節リウマチは、病原体を攻撃する免疫機能が、異常を来たし、自分自身の身体を攻撃してしい、関節に慢性的な炎症を起こし、腫れたり痛んだりする疾患を言います。

脂質異常症

血液中には脂質(コレステロール、トリグリセライド(中性脂肪)、遊離脂肪酸、リン脂質 など)が含まれますが、そのうちLDL(悪玉)コレステロールとトリグリセライドが過剰な状態にある、またはHDL(善玉)コレステロール(余分なコレステロールを除去する役割がある)が少ない状態にあると脂質異常症と診断されます。